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2024.02.26

システム

eラーニングシステム(LMS)の価格相場は?各システムの価格を徹底解説

eラーニングシステムといっても、パッケージ型、オープンソース型、フルスクラッチ型といったさまざまな選択肢があります。それぞれの初期費用、保守費用、導入支援費用を考慮しなければなりません。

本記事では、これらの項目を解説し、最適なeラーニングシステム選びをお手伝いします。効率的な教育環境を構築し、受講者のスキルアップやリスキリングを実現させるための一助にしてください。

1.eラーニングシステム(LSM)の価格に影響する要素

eラーニング学習を行うためには、eラーニングシステム(LMS)が必要です。
LMSは「Learning Management System」の略で、「学習管理システム」の意味です。
LMSはデジタル学習コンテンツの配信、学習の進捗管理、成果の評価など、オンライン学習の運用全体を管理します。

LMSの価格を左右する要素は「構築方法」と「形式(種類)」の2つです。

eラーニングシステムの構築方法

クラウド型とオンプレミス型の違い

eラーニングを構築する場合、次の二つの方法があります。

クラウド型eラーニングシステム

クラウド型eラーニングとは、クラウドサーバーに教材や学習管理システム(LMS)が設置され、インターネットを通じてアクセスできる形態のeラーニングのことを指します。
基本的には利用人数やプランに応じて月や年単位で利料金を支払うのが一般的です。

オンプレミス型eラーニングシステム

オンプレミス型eラーニングとは、企業や教育機関の内部サーバーにeラーニングシステムを設置し、運用する形態のことを指します。
オンプレミスの場合は、最初に自社サーバー内にシステムを設置しないといけないため、定額のランニングコストは発生しませんが、初期費用が高くなる傾向があります。

どちらの方法で構築するかにより、費用が掛かるタイミングや料金体系が異なります。

eラーニングシステムの形式(種類)

eラーニングの種類には以下の3種類があります。

  • ●パッケージ型LMS・・・すでにパッケージ化されたLMSを導入する
  • ●オープンソース型LMS・・・プログラムコードが無料で公開されているLMSを基に、自社用に構築する
  • ●フルスクラッチ型LMS・・・1から自社用にLMSを開発する

当たり前ですが、既成のシステムよりオリジナルで制作するほうが費用が掛かります。
次の章で詳しく解説しますが、構築方法やLMSの種類により、価格相場は異なることを理解しましょう。

eラーニングシステムについては以下の記事で詳しく解説しています。
>>eラーニングシステム(LMS)とは?システムの種類や導入の流れを解説!


2.eラーニングシステム(LMS)の価格相場

eラーニングシステムの価格相場

パッケージ型LMS

パッケージ型LMSは、事前に用意された機能やインターフェースを提供する製品です。

パッケージ型LMSを導入する場合は事前に用意された機能を、そのままもしくは、少しカスタマイズして使用します。通常、業者からのサポートが付属しますが、一部の変更やカスタマイズは制限されることがあります。

パッケージ型LMSの費用は、製品の機能、ユーザー数、ライセンス形態などによって異なります。
以下はパッケージ型LMSの一般的な価格相場です。

【クラウド型の場合】

項目

費用

初期費用

0~50万円

月額料金(従量課金制)

ユーザー1人あたり200~1,000円

月額料金(月額固定制)

5~20万円


【オンプレミス型の場合】

項目

費用

テンプレート・パッケージ費

100~300万円

初期導入費・初期研修費

10~20万円

サーバー本体費

10~30万円

周辺機器類

10~30万円

カスタマイズ費

100万円~(個別で見積もり)

サーバー・ネットワークの構築費

30~100万円

これらの価格は参考の相場であり、具体的な価格は業者によって異なることに注意してください。

オープンソース型LMS

オープンソース型LMSは、プログラムコードが公開されており、利用する側が自由に変更や拡張ができます。

オープンソースLMS自体は無料で提供されていますが、構築やカスタマイズ、保守に関する技術的な知識やリソースが必要になります。
社内で対応できる場合は費用は発生しませんが、構築やカスタマイズを外部業者に依頼する場合は、その費用は発生します。

オープンソース型LMSの具体的な価格は様々な要素により異なりますが、以下は一般的な価格相場になります。

項目

費用

構築・カスタマイズ費

20万~数百万円

フルスクラッチ型LMS

フルスクラッチ型LMSは、企業のニーズや要件に完全に合わせて開発されるもので、最大のカスタマイズ性と柔軟性が得られます。

その一方で、高い開発コストや時間を必要とし、独自システムの維持にも継続的なリソースが求められます。 フルスクラッチ型LMSの費用はソフトウェアのカスタマイズや設定、導入・保守サービスなどにより大幅に異なります。

以下は、フルスクラッチ型LMの一般的な価格相場です。

項目

費用

開発・構築費

数百万~数千万円


フルスクラッチ型LMSでは、利用する側のニーズに完全に合わせてシステムを開発できます。そのため、初期費用はソフトウェア開発費用が主となり、通常は高額になります。

具体的な料金は業者やプロジェクトの規模、業者のサービスレベル等によって大きく変わるので、見積りの際には求める機能を正確に把握する必要があります。

LMSの形式別に価格相場をご紹介しましたが、上記以外にも運用サポートや保守に別途費用がかかってきます。提供業者によりサポート範囲や価格も様々ですので、社内の知識やリソースを考慮し、検討するようにしましょう。


3.まとめ

企業がeラーニングの運用・配信を進める際、パッケージ型、オープンソース型、フルスクラッチ型の3つのLMS(学習管理システム)タイプを選択できます。

  • ●パッケージ型は、初期導入から保守までの一定の範囲で費用が発生します。
  • ●オープンソース型は、ソフトウェアが基本的に無料ですが、導入支援やカスタマイズなどに
     コストがかかります。
  • ●フルスクラッチ型では、ニーズに完全に合わせて一からシステムを開発できますが、ソフトウェア開発費用が
     必要となります。
各LMSの特性を理解し、予算やニーズ、保守の容易さなどを総合的に考慮して選択することが重要です。
この記事を書いた人
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i-netschool 編集担当

i-netschoolはeラーニング事業歴20年以上。これまでのノウハウをもとに、eラーニングに関するお役立ち情報を発信しています。

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