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2024.02.20

システム

eラーニングシステム比較表・おすすめ5選|選び方も徹底解説

仕事や学習の様式も多様化され、会社や学校に行くことなく活動できる、リモート利用も増えてきました。リモート化が進み、オンラインでの研修・教育を実施するために、効率よく手軽に学べる「eラーニングシステム」を活用している企業が増えています。
しかし、実際にシステムを導入しようと思うと、導入の方法やどのシステムがよいのか迷ってしまう企業も多いです。
本記事では、おすすめのeラーニングシステムを厳選してお伝えし、さらにeラーニングシステムの選び方についても解説していきます。

1.eラーニングとは?

eラーニングとは

eラーニングとは「electronic leaning」の略で、スマホやパソコンを利用したオンラインでの学習を行うシステムのことです。
eラーニングの最大の強みは、インターネット環境があれば、いつでもどこでも学習できる点です。これまでは対面での授業、教材などを用いた学習スタイルが一般的でしたが、スマホやパソコン、タブレットさえあれば、片手一つで簡単に学習ができるようになりました。

【eラーニングでの主な学習】

  • ・学習教材の視聴
  • ・ライブ講義の視聴
  • ・オンデマンド講義の視聴
  • ・問題演習、テスト など 

ただ講座を受けるだけでなく、演習やテスト機能を活用することで以下のようなメリットもあります。

  • ・理解度や到達度の確認ができる
  • ・データを基に弱点の分析や復習すべき箇所がわかる

eラーニングについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
>>eラーニングとは?システム選び~教材制作まで徹底解説!


2.eラーニングシステム|比較表

eラーニングシステム

eラーニングシステムの形式には大きく分けて2つあります。
【クラウド型eラーニング】提供元のクラウドを利用してeラーニングシステムを運用する
【オンプレミス型eラーニング】自社のサーバーにeラーニングシステムを構築して運用する 

それぞれの形式を比較してみましょう。

eラーニング形式の比較表

クラウド型はシステムのほぼ全てを提供されるため、初期費用や運用への負担を大幅に減らせる一方、規定の枠組みがある分、自由度や独自性は低くなります。
逆にオンプレミス型やスクラッチ型は自社の希望に合わせてカスタマイズできるため、自由度は高くなります。その代わりに、独自のものであればあるほど維持が難しいのが特徴です。


クラウド型

オンプレミス型

初期費用

安い

高い

システムの運用

提供企業が実施

自社で担当者を確保する必要あり

メンテナンス

提供企業が実施

自社で担当者を確保する必要あり

運用の開始

早い

時間がかかる

カスタマイズの自由度

(セキュリティ・拡張機能など)

低い

高い

外部システムとの連携

制限あり

可能だが接続設定が必要

独自性

低い

高い


人気の「eラーニングシステム」の比較表

人気のeラーニングシステムを8社選出して、それぞれのサービスについて比較してみましょう。 今回は初めての方でも手軽に始めやすいサービスをご紹介するため、主にクラウド型のシステムをご紹介しています。

eラーニングの比較表

※弊社が独自に情報収集の上、掲載しております。最新の情報は各企業さまのホームページにてご確認ください。


3.おすすめの「eラーニングシステム」

おすすめのeラーニングシステム

eラーニングシステムを提供している企業はたくさんありますが、その中でもおすすめなシステムを厳選してご紹介します。ぜひ検討材料として参考にしてみてください。

i-netschool(Learning Tracker)

i-netschoolは利用者数が累計100万人を突破しているeラーニングサービスで、初心者でも使いやすいeラーニングシステム「Learning Tracker」を提供しています。
企業の形態や方針に合わせて、システムの運用&配信・学習講座・オリジナル教材の制作サポートも充実しています。 

【i-netschoolの特徴】

  • ・高水準のセキュリティ対策で安心
  • ・運用や管理を全て任せられる手厚いサポート
  • ・オリジナル教材(アニメーション・シミュレーション・CGなど)の制作サポート
  • ・豊富な研修カリキュラム(全社研修、階層別研修、エネルギー会社特化型コースなど)
  • ・自社利用だけでなく、商用利用が可能

https://www.i-netschool.com/index.html


Air Course

Air Courseは大手企業からベンチャー企業まで幅広く導入しているeラーニングシステムで、コストパフォーマンスの高さを売りにしています。
自のオリジナルコースも作りやすいところも特徴です。

 【Air Courseの特徴】

  • ・幅広いテーマの動画研修コンテンツを提供
  • ・自社のオリジナルコースも柔軟に作成可能
  • ・管理者の立場に立った、充実した管理機能
  • ・受講者の使いやすさを追究した直感的な操作が可能なインターフェース
  • ・初期費用0円かつ低コストなサービスを実現

https://aircourse.com/


Schooビジネスプラン

Schooビジネスプランは導入企業数3,000社を突破している、国内でも大規模なeラーニングシステムです。その導入実績は誰もが聞いたことがあるような大手企業も数多く含まれています。 
多くのコンテンツを完備しているため、契約後すぐにでも学習を始められる環境が整っています。

【Schooビジネスプランの特徴】 

  • ・定額料金で受け放題
  • ・第一線で活躍するベテランの専門講師による実践的なスキルが学べる
  • ・わかりやすいテンプレートで研修カリキュラムも組みやすい
  • ・8,000本以上の豊富な授業数
  • ・研修後も学びを続けやすい環境をサポートする

https://schoo.jp/biz/


etudes

etudesは事業歴20年以上の長い実績を持ち、その人材育成ノウハウを駆使したシステムが企業をアシストしてくれます。
費用面でも安価で導入しやすく、多くの企業が採用しているシステムの一つです。 

【etudesの特徴】

  • ・人材育成の専門家が開発した自律学習の充実を目標に作成したシステム
  • ・初期費用無料、1ID(500円/ID)からでも利用可能
  • ・Microsoftによる高度なセキュリティ管理で安心
  • ・一連の学習を直感的に操作できるシンプルな受講画面

https://etudes.jp/


Cloud Campus

Cloud Campusは200社以上の企業、のべ160万人が利用しているeラーニングシステムです。
既製コンテンツはもちろん、オリジナルコンテンツの作成も手厚くサポートしてくれるため、バランスのよいカリキュラムを組みやすいです。

【Cloud Campusの特徴】

  • ・ユーザー登録無制限の月額固定制
  • ・既製コンテンツが多数充実
  • ・オリジナルコンテンツ作成が簡単
  • ・高いセキュリティ基準による信頼性のあるシステムを提供


4.企業向け|eラーニングシステムの選び方

企業向けeラーニングシステム

おすすめeラーニングシステムについてご紹介しましたが、ここでは企業向けのeラーニングシステムの選び方について解説します。

自社の運営方針に合う機能で選ぶ

明確な学習到達目標や目的といった、自社の「運営方針」に合う機能でシステムを選ぶ方法があります。

  • ・全社研修や階層別など、社員の教育に活用する
  • ・個人のスキルアップ(自主学習)に活用する
  • ・講座だけでなく、アンケートやレポート提出などのツールとしても活用する
  • ・講座だけでなく、試験や能力把握のためにテスト機能を活用する  など

eラーニング活用する目的に合わせたシステムの様式や必要な機能を選択するとよいでしょう。


受講者が使いやすいシステムを選ぶ

eラーニングシステムは「学ぶ」ことを目的として構築されているため、受講者が「使いやすい」と感じるシステムを選ぶことも大切です。
いかに学びやすく、受講しやすいシステムであるかということを「受講者目線」で検討する必要があります。

受講者が使いやすいシステムとは?

【受講者が使いやすいシステムの例】

  • ・直感的に操作しやすい
  • ・目標や学ぶべき内容が明確でわかりやすい
  • ・わかりやすい絵や図が掲載されている
  • ・復習しやすい問題演習機能
  • ・企業の担当者などに質問・フィードバックをもらえる
  • ・自身の到達度・得意分野・課題などが確認できる

受講者が学習しやすくするための工夫はもちろん、学習状況を客観的に確認できるような機能などのプラスアルファがあると、受講者のモチベーションの維持にもつながります。

異なるデバイスに対応している

受講者はスマホ・タブレット・パソコンなど、さまざまな通信機器を用いて受講します。
そのため、複数の異なるデバイスに対応していることも重要なポイントです。 通勤中はスマホ、会社や部屋ではパソコンやタブレットなど、状況に応じて適したデバイスで学習できるのが理想的です。


管理者側が使いやすいシステムを選ぶ

eラーニング導入後も、メンテナンスや運用の確認、学習内容の変更など、さまざまな管理が必要になります。そのため、管理者側が使いやすいシステムであることも大切です。 

学習の管理が行いやすい

企業でのeラーニングシステム利用の目的は教育・研修・社員の能力の把握など、さまざまありますが、どのような場合でも学習状況を把握することは欠かせません。

「個人の学習到達度」「eラーニングの利用履歴」「ログイン履歴」など、このような学習状況を簡単に確認できるようなシステムだと、企業側(管理者)が全体的な利用・活用状況を把握しやすくなります。

柔軟な受講設定に対応できる

受講者は「性別・年齢・能力・学習進度」など、さまざまです。
受講者が、いかに個人の状態に合った内容を効率よく学べるかが大切になるため、学習者に合わせて柔軟に受講設定を変更できると便利です。

例えば、以下のような条件設定が可能であれば、受講者が無駄なく最短で学習できます。

  • ・基礎能力に合わせて初級~上級へのステップアップ方式を設ける
  • ・既にある程度の知識・能力がある場合は、途中のレベルから受講できるように条件設定ができる

さらに、受講者の「部門・階層・チーム」などをグルーピングして、グループと講座を紐づけできると、対象グループの傾向や特徴などを分析することも可能となります。

教材の作成が難しくない

eラーニングで用いる教材の作成について確認しておきましょう。
定型のカリキュラムが充実していて事足りる場合は、後から教材を追加する必要はないですが、 もし独自の教材を配信する場合は、教材作成サポートの有無や作成がしやすいシステムになっているかなど、確認をしておきましょう。


5.eラーニングシステムを検討する際のポイント

eラーニングを検討する際のポイント

eラーニングシステムを検討する際に、必ず検討事項に入れていただきたいポイントについてご紹介します。

長期的な視点をもってサービスを検討する

eラーニングシステムを検討する際は、目先の目的だけでなく、長期的な視点でサービスを確認するようにしましょう。
どのような目的を持って学習システムを導入するのか、学習を通して社員に得てほしい能力は何かなど、具体的な育成方針や人事戦略を立てる必要があります。

その目的から、必要な機能の洗い出しや活用の具体的なイメージを持っておくと、システムを選びやすくなるでしょう。


サポート体制が充実している

eラーニングシステムそのものの機能や内容も大切ですが、導入時またはその後のサポート体制の充実度もポイントです。特に、導入後の細かいサポ―トやシステムの保守など、アフターフォローはとても重要です。

セキュリティ管理が強固

セキュリティ管理は以下のどちらかの方法になります。

  1. 1.システムの提供先に委託する
  2. 2.自社で管理担当者を設ける

2.自社で管理担当者を設ける場合は、自社の方針に従って運営していくことができます。
一方で、1.システムの提供先に委託する場合は、委託先のシステム環境によってセキュリティの程度が変わってきます。

eラーニングの利用では、個人情報の登録は必須であり、その他にも重要な学習データが蓄積されていきます。セキュリティ管理を委託する場合は、どのようなシステムを用いるのか、こちらの要望を反映できるのかなど、確認しておくことが大切です。

変更や修正に柔軟に対応してくれる

eラーニングを導入後、活用していくうちに、受講者からの意見や要望が挙がる可能性もあります。
より受講者が学習しやすい環境を整えるためには、受講者からの生の声を可能な限り反映させ、ラーニングシステムを改善していくことが理想といえます。
そのためには、導入後も内容の変更や修正が柔軟に行えるシステムであることが不可欠です。

システムによっては、システムや既存の学習コンテンツをカスタマイズできないケースもあります。 導入後の満足度や目的達成度にかかわるため、柔軟に変更できるシステムかどうかも含めて確認しましょう。


評判やレビューを参考にする

システムを選ぶ上で、これまでの評価やレビューを参考にするのも一つです。システムの内容はもちろんのこと、導入後のアフターフォローの充実さ、得られた学習状況・成果といった、利用者の生の声を確認するのもおすすめです。 

しかし、ごく稀に、評価レビューを増やすためによい評価をしている偽物のレビューなどのサクラや不正レビューなども存在するため、気をつけましょう。
レビューを全て鵜呑みにするのではなく、参考材料として捉えることも大切です。


導入実績を確認する

どのような利用者がいるのかを知るためにも、過去の導入実績の確認も行いましょう。システム提供元の公式サイトやパンフレットなどに掲載されていることが多いです。
実際に導入した企業や組織 どのような利用目的で活用されているか 導入した結果挙げられた成果 これらを事前に確認しておくとよいでしょう。 

eラーニングの導入方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>eラーニング導入を成功させるポイントは?導入前~導入後まで徹底解説


6.まとめ

今回はeラーニングシステムの運用・配信を検討されている方々へ向けて、おすすめのeラーニングシステムをご紹介しました。
eラーニングシステムは、学習をより効率的かつ効果的に行うための大切なツールと言えます。ほとんどのシステムがトライアルなどお試し期間を設けているため実際に試してみるのが良いでしょう。

弊社が提供しているeラーニングシステム「Learning Tracker」も無料トライアル可能ですので、eラーニング導入を検討されている方はぜひご相談下さい。
>>Learning Trackerの詳細はこちら


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この記事を書いた人
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i-netschool 編集担当

i-netschoolはeラーニング事業歴20年以上。これまでのノウハウをもとに、eラーニングに関するお役立ち情報を発信しています。

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