Column

Column

コラム

  • TOP
  • コラム
  • eラーニング導入の費用相場は?導入のポイントも併せて解説

2024.02.22

システム

eラーニング導入の費用相場は?導入のポイントも併せて解説

eラーニングには、教育人件費の削減や時間効率化などのメリットから導入する企業が増えています。しかし、eラーニングシステムの導入にはコストもかかるため、導入するか悩む企業もあるのではないでしょうか?
この記事では、eラーニングを導入する際の費用相場や注意点について解説していますので、eラーニングシステム導入を検討するための参考にしてみてください。

【関連記事】
eラーニングとは?システム選び~教材制作まで徹底解説!
eラーニングシステム(LMS)とは?システムの種類や導入の流れを解説!

1.eラーニング導入の費用相場は?

eラーニング導入の費用相場

eラーニングを導入するにあたって必須となる費用は、eラーニングシステムの構築形態によって異なります。そのため、導入を検討する際には構築形態の費用相場を把握し、各企業に適したシステムを選ぶことが重要です。

クラウド型eラーニング

クラウド型eラーニングは、オンライン上でコンテンツを配信し、学習や研修を支援するための仕組みです。インターネットを介して簡単にアクセスできるため、受講者はどこからでも学習でき、時間や場所に制約を受けることが少なくなります。

クラウド型は、サービス提供企業が構築したeラーニングシステムをそのまま利用できるため、新しいシステムを構築する必要がなく、構築や導入後のメンテナンスが不要になります。そのため、利用者の負担が大幅に軽減されるというメリットがあります。
初期費用も抑えることが可能なので、オンプレミス型やスクラッチ型と比較して安価であり、導入のハードルは比較的低いでしょう。
クラウド型の初期費用及び月額料金の相場については、以下になります。 

項目

費用

初期費用

0~50万円

月額料金(従量課金制)

ユーザー1人あたり200~1,000円

月額料金(月額固定制)

5~20万円

※記載している費用はシステム利用料であり、サービスによってはeラーニングコース(既存コンテンツ)を利用する場合は別途費用がかかるものもあります。

費用でみる「クラウド型eラーニング」がおすすめの企業

  • ・初期投資を抑えたい中小企業
  • ・eラーニングを初めて導入する企業
  • ・複数の拠点を所有・遠方拠点の企業
  • ・なるべく短期間で導入したい企業 

クラウド型eラーニングの詳細は以下の記事でも解説しています。
>>eラーニングシステム「クラウド型」とは?おすすめ5選もご紹介!


オンプレミス型eラーニング

オンプレミス型 eラーニングは、eラーニングの要素を企業のデータセンターやサーバーで運用する方式です。自社での運用が可能なため、セキュリティとカスタマイズ性を重視する企業などに向いています。
クラウド型と比較して導入期費用は高く、構築に時間もかかるといったデメリットがありますが、テンプレートを利用することで新たな機能を考える手間が軽減されます。
オンプレミス型の費用相場については、以下になります。 

★初期費用

費用

テンプレート・パッケージ費

100~300万円

初期導入費・初期研修費

10~20万円

サーバー本体費

10~30万円

周辺機器類

10~30万円

カスタマイズ費

100万円~(個別で見積もり)

サーバー・ネットワークの構築費

30~100万円

★運用費用

費用

メンテナンス代

3~10万円(不定期)

上記のように、自社サーバーの構築費用などを含めオンプレミス型eラーニングシステムは、初期費用が約100万円から500万円前後で検討する必要があります。 さらに、特定の機能に対するカスタマイズが必要な場合は個別見積もりが必要です。
初期費用が高額ではあるものの、ランニングコストの抑制や自社運用が可能なメリットがあります。 

また、自社内での構築から運用管理まで一貫して行えるため、外部からのアクセス防止など、セキュリティ面での強化が可能です。最近ではクラウド型eラーニングもセキュリティ対策は十分にされているため、セキュリティ担当者と相談して決めるのが良いでしょう。

費用でみる「オンプレミス型eラーニング」がおすすめの企業

  • ・カスタマイズ性や柔軟性を求める企業
  • ・セキュリティ面を重要視している企業 

オンプレミス型eラーニングの詳細は以下の記事でも解説しています。
>>eラーニングシステム「オンプレミス型」とは?クラウド型との違いなども解説


スクラッチ開発eラーニング

スクラッチ開発eラーニングは、既存のシステムを使用せずにオリジナルのシステムを構築する方法です。特定のニーズに合わせた、高度な教育プログラムの提供も可能です。
スクラッチ型eラーニングの費用相場は、以下になります。 

項目

費用

初期費用 (開発・構築及び周辺環境費)

数百万円~数千万円

運用費用 (メンテナンス代)

3~10万円

システムエンジニアや小規模企業に開発を依頼した場合でも、スクラッチ開発eラーニングシステムの導入には数百万円の費用がかかります。
また、大手企業に依頼すると数千万円以上の費用が掛かるケースもあります。

導入コストは高額ではありますが、オリジナル機能を持つシステムを構築でき、運用がスムーズに行えるといったメリットがあります。
大企業が導入する際は、受講者の意見を取り入れて多様なニーズに対応でき、柔軟なシステム構築が可能です。

費用でみる「スクラッチ開発 eラーニング」がおすすめの企業

  • ・独自の機能やニーズが多い企業
  • ・既存システムのカスタマイズでは欲しい機能が実装できない企業


2.eラーニングシステムの種類

eラーニングシステム(LMS)

eラーニングシステムは、主に3つのタイプに区分されます。

パッケージ型LMS

パッケージ型LMSは、既にパッケージとして構築されたLMS(学習管理システム)を利用する方法で、必要に応じてカスタマイズし自社で導入すると運用が可能になります。必要な機能が予め搭載されているため、スムーズに導入できる点がメリットです。
サービスによってはカスタマイズに制限があるため、自社の利用目的と機能を比較して検討すると良いでしょう。

オープンソース型LMS

オープンソース型LMSは、オープンソースで構築されたシステムの一種です。通常のLMS(学習管理システム)では、ライセンス料を支払ってサービスを利用しますが、ソースコードは非公開であるため、ユーザーは独自のカスタマイズが難しくなります。
一方、オープンソース型LMSはソースコードが一般に公開されているため、誰でもカスタマイズや再配布が可能です。そのため、利用者は比較的簡単にオリジナリティのあるeラーニングシステムを構築できるメリットがあります。

フルスクラッチ型LMS

フルスクラッチ型LMSは、1からeラーニングシステムをオリジナルで開発します。
構築に多くの時間と人件費がかかるといったデメリットがありますが、パッケージ型やオープンソース型と比較すると、最も自由度が高く自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能になるといったメリットがあります。
機能の複雑さやカスタマイズの範囲によって、費用の変動する幅が広いのも特徴です。 そのため、自社に最適なLMSを構築する際には、長期的な導入を見据えて検討することをおすすめします。


3.eラーニング導入の流れ

eラーニング導入の流れ

eラーニングの導入を検討する際は、まず自社の課題となっている部分を明らかにしましょう。その上で、利用する対象者は誰なのかを考慮して検討することが大切です。
eラーニングを導入するまでの流れについて、順に沿って解説していきます。

1.情報収集をする

まずはじめに、情報収集を行います。その際、以下の3つのポイントを重視して行いましょう。

  • ・LMSの機能
  • ・コンテンツ
  • ・費用

eラーニングを検討する背景として大きく以下の2つが挙げられます。
①eラーニングシステム(LMS)を探している。  
  ⇒教材はオリジナルのコンテンツを配信する想定。
②eラーニングシステム(LMS)とコンテンツ(教材)を探している。
  ⇒LMSに搭載されている既存コンテンツを利用する想定。

eラーニングを提供している企業によっても、LMSのみを提供しているのか、LMS+コンテンツを提供しているのかは異なりますので、導入検討の背景にあわせてサービスを比較検討するようにしましょう。
また、システムによって備わっている機能も異なりますので、自社の運用に必要な機能を見極めましょう。

企業の多くは、デモアカウントを用いたeラーニングの無料体験期間を設けています。導入後に失敗したと後悔しないように、実際の画面をいくつか体験して、自社に適したサービスなのかしっかりと確認することも1つの手段です。

2.業者の選定

情報収集によって複数の企業を選択した場合は、候補となっている企業の中から、最も自社にふさわしい業者を選択します。
その際、単に「利用している企業が多いから」という理由だけで導入の判断を行ってはいけません。 

  • ・自社に合ったコンテンツやシステムなのか
  • ・企業の課題をクリアできるツールなのか
  • ・導入コストは予定の範囲内なのか
  • ・セキュリティ対策やサポート体制は整っているか

これらをしっかり見極めて導入しなければ、eラーニングの導入そのものが失敗してしまうおそれがあります。業者の評判は、導入する際の参考の1つとして捉えておきましょう。
企業によって、課題や導入する目的は異なるため、「そのツールを利用することで自社の課題はクリアできるのか」を念頭に置くことが大切です。

3.契約から導入準備

業者の選定が済んだ後は、契約と導入する準備を行います。初めて導入した場合、システムの利用方法や画面の管理などにおいて、不明点が出てくることでしょう。
基本はマニュアルが整備されていますが、なるべく早く実装したい、手間をかけずに運用をスタートしたいといった場合は、導入のサポート体制が整っているかも重要なポイントです。

サポート体制が充実していれば、問題が起きた場合でもすぐに解決できるため、実装もスムーズに行えます。期間限定で支援を行っている業者もあるので、上手く活用しながら導入準備を進めていきましょう。

4.運用開始

すべての準備が整うと、いよいよ運用開始です。運用開始後は、ユーザー登録や受講設定、受講者への案内などの作業がメインになってきます。
受講者が多い企業は、システム管理者の作業も意外に多くなるため、運用後もサポートしてくれるサービスを選ぶのもおすすめです。

eラーニングの導入についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
>>eラーニング導入を成功させるポイントは?導入前~導入後まで徹底解説


4.eラーニングシステム導入で確認するポイント

eラーニング導入のポイント

eラーニングシステムの導入を成功させるポイントは、自社のニーズに最適なシステムを選択することです。eラーニングシステムを導入する前に、確認すべき大事なポイントについて、以下で確認していきましょう。 

自社の運営方針に合うか

導入するシステムは、自社の運営方針と一致している必要があります。企業の課題や目的に合致し、戦略的な方向性をサポートできるものであるかを確認しましょう。
例えば、eラーニングを活用した試験の実施など、講座の受講だけではない利用用途がある場合は、機能を比較し適切なシステムを選択することが重要です。

自社が管理しやすい機能か

「システムの管理のしやすさ」は重要なポイントです。機能が複雑なものであれば、コスト増やトラブルの原因となりかねません。
システムを導入する際には、自社が管理しやすいかどうかを検討し、適切な選択を行うことが重要です。 

学習者と管理者が操作しやすいものか

学習者と管理者の双方が、システムを操作しやすいことも重要です。 ソフトウェアやリンクなど利用しやすいものかを確認しておきましょう。
学習者が簡単にコンテンツにアクセスできるもの、かつ管理者は学習データを管理しやすいものであると、円滑な運用につながります。

サポート体制が充実しているか

eラーニングシステムを導入する場合、問題や課題が生じる可能性があります。そういったトラブルが起きた際に、プロバイダーが適切なサポート体制を提供しているかも重要です。技術的なトラブルや教育担当者への研修など、サポートオプションを確認しましょう。

教材の作成機能が搭載されているか

導入する企業の中には、独自の教材を作成したり、カスタマイズする企業もあります。自社のニーズに合ったコンテンツを簡単に作成できるように、教材の作成機能やサポートがあるかのチェックも必要です。

5.まとめ

  • ・eラーニングの費用相場は構築形態によって異なる
  • ・eラーニング導入の際は運用目的にあわせてサービスや機能を見極める

eラーニングシステム導入の流れを把握し、情報収集から業者の選定、契約から導入準備、運用開始までのステップを追うことで、スムーズな導入が可能です。また、導入の際は組織の運営方針に合致し、管理しやすく、学習者や管理者が利用しやすいシステムを選択しましょう。

i-netschoolでは、シンプルで誰でも使いやすいeラーニングシステム「Learning Tracker」を提供しており、こちらのページで機能や特徴を紹介しています。
 >>eラーニングシステム「Learning Tracker」の詳細をみる


無料トライアルの申込みはこちら



この記事を書いた人
i-netschoolロゴ
i-netschool 編集担当

i-netschoolはeラーニング事業歴20年以上。これまでのノウハウをもとに、eラーニングに関するお役立ち情報を発信しています。

〇eラーニングシステム(LMS)はこちら
〇eラーニングコースこちら
〇eラーニング教材制作こちら